2001-03-28 第151回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
○国務大臣(橋本龍太郎君) 三次にわたる沖縄振興開発計画が動いております間に、沖縄の特性を生かした特色のある亜熱帯性農業の振興を図る、こうした目標もあり、農業生産基盤の整備あるいはサトウキビなどの生産性・品質向上対策、特殊病害虫の根絶対策などの政策が講じられてまいりました。
○国務大臣(橋本龍太郎君) 三次にわたる沖縄振興開発計画が動いております間に、沖縄の特性を生かした特色のある亜熱帯性農業の振興を図る、こうした目標もあり、農業生産基盤の整備あるいはサトウキビなどの生産性・品質向上対策、特殊病害虫の根絶対策などの政策が講じられてまいりました。
復帰後、三次にわたる沖縄振興開発計画に基づきまして沖縄の農業振興が進められてきたわけでありますが、農業用水の確保、圃場整備、草地開発等の生産基盤の整備や、基幹作物であるサトウキビの生産性あるいは品質の向上のほか、ウリミバエ等の特殊病害虫の根絶など、特色ある亜熱帯農業の確立や農業経営の安定に向けた諸施策の推進に努めているところでございます。
また、公共事業以外の振興開発事業につきましても、例えばハブ対策であるとか特殊病害虫の防除、観光、農林水産業の振興、島おこし方策等の調査研究など、多方面にわたってその推進を図ってきたところでございまして、相応の成果を上げてきたものと考えております。
それともう一つは、ウリミバエについては、御承知のように随分前に、何年度だったかちょっと忘れましたが、駆除策がとられたわけですが、その後、イモゾウムシ、特殊病害虫の発生をどうしてもウリミバエ同様に駆除していきたいということで、三年くらい前からでしたか、久米島で今実験か何かがなされていると思うのですが、これについてはどういうふうになっておるのかな。
先ほど来から補助金のいろいろな問題に至っておられるようでありますけれども、沖縄は他の地域に比べましてまだいまだしという感慨があるわけでございまして、復帰後三次にわたる沖縄振興開発計画に基づきまして、関係省庁とも連絡をとりながら、農業用水源の開発やかんがい施設の整備、また畑地の圃場整備等生産基盤の整備を初め、ウリミバエやイモゾウムシ等の特殊病害虫対策など、沖縄農業、農村の発展基盤の整備を推進してきたところでございます
こうした観点から、沖縄開発庁では、これまで地下ダム方式等による農業用水の確保や圃場等の整備、耕土流出防止対策の実施等の農業生産基盤の整備に努めるとともに、ウリミバエ等特殊病害虫の防除等の諸施策を推進してまいったところであります。
このような見地から、沖縄開発庁といたしましては、関係省庁と密接な連携をとりながら農業用水源の開発、かんがい施設の整備等農業、農村の整備、ウリミバエ等の特殊病害虫防除の計画的な推進に努めてまいりたい、かように考えておるところでございます。 沖縄は現在、一千百億ぐらいの農業生産をしておるわけですね。耕作面積でいうと、その中の七割近くがサトウキビであるわけでございます。
そのときには広域圏によりましてはかの県の方にお風いするということも含めて、特殊病棟に対してその都道府県でどのように対応するのかということも検討していただきたい、こういう観点で我々は指導し、依頼をしているところでございます。
しかしながら、農業の展開ということになりますと、これまでは水の確保の問題とかあるいは土壌の条件とか、さらにはウリミバエという特殊病害虫が存在するといったことから自由な農業展開が阻害されてまいりまして、その結果として例えば干ばつに強い、強酸性土壌に強いサトウキビとかあるいはパイナップルとかといったものを偏重せざるを得なかった、そういう過去の経緯がございます。
沖縄、奄美群島等に発生しているウリミバエ、ミカンコミバエ等の防除のための特殊病害虫特別防除事業に助成いたしますとともに、枝枯細菌病のまん延防止等を図るための特殊病害虫緊急防除事業に助成いたしましたほか、引き続き検疫体制を整備する等植物防疫所の機能の強化を図り、検疫及び消毒の安全迅速化のための技術開発等を推進いたしました。
これは画期的なことだと思いますけれども、こういったことで土地の条件がよくなりかつ特殊病害虫がいないということになりますと、沖縄の農業につきましてもかなり自由度の高い展開ができるのではないかと考えますが、引き続き御趣旨に沿いまして努力をしてまいりたいと考えます。
さらに、沖縄、奄美群島等に発生しているウリミバエ等の防除のための特殊病害虫特別防除事業(沖縄)及び奄美群島等特殊病害虫特別防除事業に助成いたしますとともに、枝枯細菌病のまん延防止等を図るための特殊病害虫緊急防除事業に助成いたしました。 このほか、引き続き、検疫体制を整備する等植物防疫所の機能の強化を図り、新技術の導入等により植物の輸入検疫を円滑かつ的確に実施いたしました。
それでこの防除対策は緊急を要すると思いますので、私もいろいろ法律を調べてみましたが、植物防疫法十七条、緊急対策、これは大臣が指定されて防除対策をされるわけですが、今度はまたその法律以外に、予算措置による病害虫総合制御技術推進特別対策事業、あるいはまた特殊病害虫特別防除事業等、そういう既存の農水省の持っている制度を動員して早急にこの防除対策をやっていただきたいと思います。
さらに、かてて加えて申し上げますと、ウリミハエ等の特殊病害虫等がございましたために、農林水産業等につきまして飛躍的な伸びというのが見られなかったということも背景にあろうかと思います。 ただ、今後をいろいろ考えてみますと、先生御承知のように、新布美空港がジェット化されましていわゆるフライト農業というのが実現できる、こういう時期にも至りました。また、病害虫につきましてもウリミバエの根絶が近い。
更に、沖縄、奄美群島等に発生しているウリミバエ、ミカンコミバエ等の防除のための特殊病害虫特別防除事業(沖縄)及び奄美群島特殊病害虫特別防除事業に助成いたしますとともに、枝枯細菌病のまん延防止等を図るための特殊病害虫緊急防除事業に助成いたしました。 このほか、引き続き、検疫体制を整備する等植物防疫所の機能の強化を図り、検査及び消毒の安全迅速化のための技術開発等を推進いたしました。
まず、地域振興の状況について見てまいりますと、農業は、サトウキビを中心に多くの作目が生産されておりまして、生産基盤整備、流通条件の改善、特殊病害虫の根絶、防除等に努め、生産性の高い亜熱帯農業を目指しておりますが、パイナップル産業が急激な円高の影響により大きな打撃を受けており、地元から、輸入自由化反対及び生産振興対策について要望がございました。
ところが、沖縄県の農業阻害要因としてまた問題になるのは自然の災害、台風、干ばつの常襲、それから特殊病害虫、ミカンコミバエ、ウリミバエ、それから災害でなく天災でなく政治災害として農業基盤整備の立ちおくれということが阻害要因になるわけですが、その面からひとつ強くこの点で申し上げたいことは、基盤整備がまだ全国水準の三六%に対して沖縄は一八・五%、半分という状況。
沖縄には、ミカンコミバエ、ウリミバエ等の特殊病害虫が存在しているため、農作物の本土出荷が規制されており、これが農業振興に大きな障害になっております。 我々は、那覇市にあるウリミバエ根絶防除事業の実情をつぶさに見ることができました。 ウリミバエの防除は、不妊出放飼法により行われております。この手法は、久米島での実験事業の成功により確立されたものであります。
このようなことから沖縄開発庁といたしましては、農業基盤整備、また沖縄に多い特殊病害虫の防除等を積極的に進めることによりまして、野菜、花卉等の生産振興を図ると同時に、関係省庁と連絡をとりながら青少年に対する各種の研修や農業後継者の育成資金の貸し付け、こういうものを通じて農業後継者の確保を図るように努めておるところでございます。
次に農業対策でありますけれども、特に沖縄の場合には問題になっておりますのは特殊病害虫対策であろう、こう思います。ミカンコミバエは六十一年度根絶が目標となっておる、こう聞いておりますし、またウリミバエについては六十五年度目標と、こう聞いておりますけれども、そうでありますのかどうか。